栽培品種と畑の更新
この島でも、他の地方と変わらず、鳥獣被害に悩まされています。
この島ではこの20年近くイノシシの被害が一番大きいです。
電気柵、鉄柵、駆除等、頑張って戦っていますが、努力の甲斐なく敗れた畑もあります。

特に山の高い場所にあり、周りの畑の方が高齢化により放棄してしまったりすると
もうそこはイノシシの楽園と化します。
我が家でも1haある一番大きな畑は、抵抗むなしくここ数年ほとんど収穫ができていませんでした。
経費だけかかり回収が見込めないため、やむなく今年の栽培からイノシシの食べないレモンやライムの
ような酸味の高い果実を残すのみとなってしまいました。


左の画像のように果実を保護するためのストッキングのようなサンテといわれる保護具を外して
皮を鼻で丁寧に剝いてイノシシが食い荒らした画像が右です。
近年この敗退を見越して、管理しやすい平地の畑に苗木を植えて徐々に更新しています。
